英・洗車ビジネスにも「ブラック企業」 見分けかたは? 立ち向かうNPO
公開 : 2018.04.01 11:40
番外編 搾取の兆候 5つの特徴
独立法人ブラック企業摘発連盟は洗車場における目に見える搾取の兆候を5つ挙げる。もしブラックではないかと思ったら、警察またはブラック企業ヘルプラインへお電話を。
1 作業員が防護服を着用せず、ジャージやジーパンにトレーナーやサンダル姿である。
2 建物の排水設備が不適当、電気配線がむき出し、仮看板である、公共負担賠償保険がない、応急手当設備が見当たらない。
3 1台当たりの洗車料金が5ポンド(740円)程度にも拘わらず、3人以上の作業員が洗車に当たっている。つまり、最低賃金にも満たないということ。
4 スタッフが英語をうまく話すことができず、おどおどして疲れている様子である。監督者が客にはていねいだがスタッフには横柄である。
5 トイレの近くに大きなコンテナ車があり洗濯物が干してあれば、作業員が洗車場に住んでいる証拠だ。