メルセデス・ベンツのボス 「カスタマーはまだ、ディーゼルを信頼」

公開 : 2018.04.03 07:10

ディーゼル・エンジンからの撤退を表明するメーカーが出てきましたが、メルセデス・ベンツのボス、ゼッチェ会長はこんな意見を持っています。「カスタマーはまだ、ディーゼルを信頼している」 メルセデスのディーゼルに対する考え方をレポートします。

ゼッチェ会長 CO2削減が最優先

“内燃機関にとって「最大の問題」は、NOxよりも二酸化炭素である。政治家とは異なり、ドライバーはディーゼルを信頼していて、依然として多くの台数が売れている”

これは、メルセデス・ベンツを率いるディーター・ゼッチェの見解だ。


同社が2017年に販売したディーゼル車の数は、2016年を上回った。さらに、大気中に放出されるCO2の量を削減するには、ディーゼルは極めて重要な役割を果たすとゼッチェ会長は話している。

「ディーゼル・モデルが実現可能なCO2削減というメリット。それを失ってしまうのは、社会にとって良いことではないと思います。NOxについてよく話し合うのはもちろん大切ですが、依然として大きな問題なのはCO2の方なのです」
 

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