新型メルセデス-AMG GLE63 5.5ℓは4.0ℓV8へ 標準車、今秋パリか
公開 : 2018.04.09 12:20 更新 : 2018.10.02 11:58
よりスポーティなルックスに
ホイールアーチも新しい形になり、よりたくましいルックスになった。同時にグリップとスタビリティ向上のためトレッドが拡大されたようだ。GLE 63はそのパフォーマンスに対応するため、専用の足回りセッティングが行われるだろう。
新型GLEのホイールベースはやや延長される見込みだ。このテストカーのフロントオーバーハングが短く見えることがそれを裏付けている。中国市場を意識し、後席の足元が広くするためだろう。
後部を見ると、リアウインドウが傾斜のついたデザインになり、よりスポーティさを強調している。GLE63には整流のためルーフスポイラーが装着される見込みだ。
現行のW166と呼ばれるGLEは、2015年にデビューを飾った。後継であるこのW167は引き続きポルシェ・マカンやレンジ・ローバー・スポーツのライバルとなるだろう。
後に追加される、よりなだらかなルーフラインを持つGLEクーペは、X6 Mと直接対峙することになる。限定のレンジローバー・クーペも同クラスに属しているが、24万ポンド(3617万円)という圧倒的な価格が特徴だ。
非AMGモデルのパワートレインに関して言えば、ターボ付きの4気筒や6気筒のガソリンおよびディーゼル、そして新しいプラグインハイブリッドの発売が予想されている。これは中国を含む重要なマーケットにおける新しい燃費規制に適合するため、必要不可欠だとされいる。