試乗 レンジローバー・スポーツ「SVR」2018年型 ★★★★★

公開 : 2018.04.10 10:40  更新 : 2018.04.10 10:41

2018年型 どう変わった?

2018年式の変更点はわずかだが、登場当初よりも野蛮なまでにスポーティネスが増した点は嬉しいニュースだ。

最も大きな変更はエンジンの強化だろう。パフォーマンスの不足など微塵も感じたことはなかったが、24ps、1.9kg-m増強され、今や574ps/6000rpm、71.2kg-m/3500rpmとなった。

シャシーにも手が入れられた。ランドローバーのエンジニアによりアクティブダンパーが再調整され、ターンインの挙動とグリップが向上、ボディロールが抑えられた。

重量が2310kgに達することを考えれば、かんたんな仕事でないのは容易に想像がつく。

ボディ同色のカーボンボンネットも標準で装備され、わずかではあるが前軸重量の軽量化に貢献している。穏やかな額ではないが、6225ポンド(93万円)でさらにボディのカーボンパネルを増やすオプションもある。カーボンではない、ふつうのパーツを選ぶこともできる。

われわれの試乗車にもカーボンパネルが追加されているが、どちらのルックスが好みかどうかは、ひとによるだろう。

インテリアについては、最新のデュアルスクリーン・インフォテインメント・システムが採用されている。これはヴェラールで初めて投入されたものだ。

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