スズキ 英国でディーゼル車の販売終了 需要の低下受け

公開 : 2018.04.11 11:40

ポルシェもディーゼルを削減

このタイミングでの決定の背景には、近々始まるより厳しい燃費テストがあるのではないか。これにはアウディSQ5やBMW M3の生産中止も関係している。しかし、スズキのスポークスマンはこの決定は完全に需要低下によるものだとしている。「われわれのエンジンはユーロ6に則っており、排出ガスはこの決定に関係ありません」

これは2月にポルシェがマカンSディーゼルとパナメーラ4Sディーゼルを廃止した時の「文化的変化への対応」という理由と同じだ。

とは言っても、ポルシェは最新のカイエンにディーゼルを追加するようだ。それに対しスズキは英国での範囲をガソリン車とマイルドハイブリッドに限定することを決意した。

スズキはすでにジムニーも生産を終了し、200台以下と言われる在庫のみの販売となっている。スポークスマンによれば、これは2019年前半に登場する後継モデルを迎えるためとのことだ。

次期型ジムニーのテストは各所で目撃されており、よりオフロード性を強調した無骨なデザインとなるようだ。2018年末ごろに発表が予想されるこのクルマが、スズキの英国での販売を20%伸ばすという目標のカギとなる。

おすすめ記事

 

人気記事