新型フォーカス マイルドハイブリッドは1年遅れ ゴルフGTEは安泰?

公開 : 2018.04.12 06:10

ライバルのスペック 「ゴルフGTE」

同じセグメントで環境性能も高いフォルクスワーゲン・ゴルフGTEは、
・モーター最高出力:109ps
・1.4ℓエンジン最高出力:150ps
・EVモード航続可能距離:約45km
・EVモード最高速度:130km/h
というデイリーユースでは排出ガスを出さずに済むスペックである。

欧州フォードのジョー・バカジ副社長によれば、フォーカスのマイルドハイブリッド・システムは、フォーカスの高出力ディーゼル仕様と同等のCO2排出量になるという。概ね110g/kmということになろう。


クリーンディーゼルの高い開発コスト、バッテリーの低価格化が進まないことを考えれば、「マイルドハイブリッドは、ディーゼル並みのコストになる」とバカジは話している。

2019年に登場すると考えられる新型フォーカスのマイルドハイブリッド車は、ディーゼル仕様やライバルモデルに対して、どんなアドバンテージを打ち出せるのだろうか。少なくとも、マイルドハイブリッドとディーゼルは別物だ。長距離使用を前提とするなら、今でもディーゼルという選択肢のポテンシャルは抜きん出ている。

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