VWゴルフ・エステート(ヴァリアント)1.5EVO試乗 新ユニット追加 燃費向上
公開 : 2018.04.13 10:10 更新 : 2018.04.13 11:39
実用性やハンドリング、コストパフォーマンスに優れ、日本でも人気車のひとつでもあるフォルクスワーゲン・ゴルフ・エステート(ヴァリアント)。新しい1.5ℓEVOエンジンが追加されたことで、燃費も向上しています。英国の道でその仕上がりを確認しました。
もくじ
どんなクルマ?
ー ゴルフ・エステート(ヴァリアント)の選択肢がさらに拡充
どんな感じ?
ー ベーシックカーとしての仕上がりの良さ
ー 都市部でも高速道路でも、安楽で高燃費
ー 堅実な車内に、高品質なインフォテインメントシステム
「買い」か?
ー 間違いのないファミリーカーの選択肢
スペック
ー フォルクスワーゲン・ゴルフ・エステート1.5EVOのスペック
どんなクルマ?
ゴルフ・エステート(ヴァリアント)の選択肢がさらに拡充
このフォルクスワーゲン・ゴルフは、通常のハッチバックのラゲッジスペースでは物足りない、と感じるひとのためのクルマ。基本的にクルマの趣旨としては、ハッチバックモデルと大きな違いはない。
MQBプラットフォームをベースに、非常に幅広いガソリンとディーゼルエンジンのラインナップを用意。ヴォルフスブルク生まれのクルマに共通する、しっかりした製造品質を備えている。
ハッチバックとエステートとの違いは、リアドアから後半のボディ。リアオーバーハング部分を延長し、7代目となるゴルフでは4258mmから4567mmへと全長が伸びている。
この直方体状のスタイルとすることで、ラゲッジスペースを拡大。リアシートを畳まない状態で、ハッチバックの容量は380ℓだが、エステートでは605ℓの容量を得ている。リアシートを畳めば、1620ℓの大きな空間が広がる。使いやすそうだ。
エンジンの選択肢にも不足はない。ベーシックな124psを発生する1.4ℓのガソリンエンジンから、310psを発生するゴルフRエステートまで揃う。加えて、4輪駆動システムを備えたクロスオーバー風のオールトラックも選べる。
今回のテスト車両には、129psを発生させる新しい1.5ℓEVOガソリンエンジンが搭載されていた。このユニットはフォルクスワーゲン・グループの中では比較的新しいもので、既にセアト・イビーザやフォルクスワーゲン・ポロのホットバージョンにも搭載されている。
その実、どんな味わいを見せてくれるのだろうか。