ポルシェ919ハイブリッド・エボ スパで「メルセデスF1 W07ハイブリッド」超え

公開 : 2018.04.12 17:25  更新 : 2018.04.12 17:47

ニール・ジャニ エボの走りを語る

ポルシェ919ハイブリッドにより、ポルシェは2015年〜2017年に3年連続でル・マン24時間レースに優勝し、FIA世界耐久選手権(WEC)のマニュファクチュアラーズタイトルとドライバーズタイトルの両方を獲得した。

「919エボは、とてつもなく圧倒的です。わたしがこれまで運転した中で、間違いなく最速です。グリップはまったく新しい次元というべきレベルで、これほどのものだとは、実際に運転するまで想像もつきませんでした。919エボで1周しただけで体感できるスピードは非常に速く、求められる反応速度はわたしがWECで慣れていたものとは大きく異なります」

「2017年のベルギーGPにおけるポールポジションよりも速かっただけではありません。今日のラップは、昨年のわたし達のWECでのポールポジションと比較して12秒も速いものです。こうした体験を可能にしてくれたポルシェには、心からお礼を言いたいと思います」と、ニール・ジャニは話している。


「本当に素晴らしいラップでした。ニールのドライバーとしての優れた才能と、偉大なエンジニアリングの技術が合わさった結果です。わたし達の目標は、レギュレーションによって課せられている制限がなくなったとき、ポルシェ919ハイブリッドはどれほどのことが可能なのかを示すことでした。今回のトラックレコードは、現代で最も革新的なレーシングカーの究極のパフォーマンスを圧倒的な形で証明しました」と、LMP1担当副社長フリッツ・エンツィンガーはコメントしている。
 

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