カルト車大集合、何台分かるかな? ボナムスGMMオークション 写真10枚
公開 : 2018.04.18 16:40
コアなマニアのために開かれたオークションがあります。その名は「ボナムス・グッドウッド・メンバーズ・ミーティング(GMM)オークション」。イギリスならではのバックヤード・ビルダーが作ったカルトなクルマが出品されました。写真10枚でレポートしましょう。
もくじ
ー 車名、分かるかな イギリスならではのオークション
ー ロータス30、スカラブ? いや違います
ー 伝統のターナーを知っていますか
車名、分かるかな イギリスならではのオークション
「グッドウッド・メンバーズ・ミーティング」にリンクしてボナムスが、イギリスのエンスーに向けたコアなオークションを開催した。
今は無きイギリスのメーカーが送り出したヴィンテージ/ヒストリック・モデルから、モダーンモデルまでが用意され、イベントの性格にあわせてコンペティションモデルが数多く出品されたのが特徴だ。その中には日本ではほとんど知られていないマイナーかつカルトなレーシング・モデルが何台か姿を見せた。そこでイギリスならではといえるカルト・レーシングカーたちをご紹介。
何とも手作り感満点の不細工なレーシング・クーペは何物なのか。ヘッドランプはアバルト・シムカ風で、ボディは低くまとめられ、サイドヘッダーという志だけは満点なのがカノンGTクーペだ。
オーストラリア出身のマイク・カノンによるバックヤード・ビルド・モデルで、自製のスペースフレームにFRPとアルミのボディパネルを組み合わせたもの。エンジンはフォード・テン用の1098ccユニットを2基のウェーバーでチューニングして搭載する。志と行動はコリン・チャップマンと同じだったが、このカノンGTクーペは2台が作られただけで終わってしまう。オークションでは332万円で落札された。