詳細続報 BMW M2コンペティション M3の3.0ℓ直6搭載 ケイマンGTSに対抗
公開 : 2018.04.18 11:40 更新 : 2018.04.18 11:58
よりドリフトしやすく
新エンジンに対応するため、フロント部分が再設計されている。ブーメラン型のストラットブレースや、追加されたラジエターなどがこれに該当する。これによって、剛性やステアリングの正確性が向上した。
この剛性向上を生かすため、ステアリングのプログラムも変更されている。「中立付近でのレスポンスを改善しました。非常に良くなっていますよ」とヘッカー氏。
オプションでブレーキも変更できる。標準では前380mm、後370mmのディスクとそれぞれ4ピストンと2ピストンのキャリパーが装備されるが、それを400mmと380mmのディスクに6ピストンと4ピストンのキャリパーにするものだ。
ディファレンシャルにも新しいソフトウェアが与えられた。スポーツ+モードにおけるDSCシステムの設定が変更されている。
「電子制御の介入が遅くなり、よりドリフトしやすくなりました。ただし、致命的な状況においては信頼できる制御をしてくれます」