日産リーフ、本当にエコ? 維持費や下取り額の実際 3台乗り継いだオーナーが証言
2018.04.18
下取り、補助金まで含めた実際の経済性
これまで所有した3台は、全てグレードXを購入しました。グレードGはフル装備となっています。
特に最新型では、自動運転が楽しさや感動をもたらすものとは思えなかったので、プロパイロットのないXを選択しました。また自動運転中の事故などを嫌ったのも理由のひとつです。
1台目の青色のZE0型24kWhは2011年12月に、2台目となるオレンジ色のZE0型30kWhは2016年1月に、それぞれ購入しています。この2台目はバッテリー容量の増加だけではなく、強い回生ブレーキとなるBモードの追加に加えて、暖房がヒートポンプ方式になりました。そして、最新型のZE1型40kWhは赤色で、2017年11月に納入されました。
車両本体のオプション込みの購入金額は、それぞれ1台目が394万円、2台目が380万円、3台目が357万円。最新型はバッテリ容量が大幅に増えているのに2台目より安く、コスパがとても高くなっています。これが原価通りなら、今後のコストダウンも大いに期待できます。また補助金は、年々金額が減ってきており、それぞれ78万円、51万円、40万円でした。今後も徐々に減っていきそうです。
それまで乗っていたリーフのディーラーでの査定額は、決して満足できる金額ではありませんでした。1台目の青色リーフの査定額は、使用月数50カ月で52万円、2台目のオレンジ色リーフは、使用月数23カ月で110万円でした。
特に2台目は2年未満であるにもかかわらず、1/3以下となっており、とても残念な金額です。ただし、見方を変えると、その分リーフの中古車はお買い得になっているのかもしれません。