日産リーフ、本当にエコ? 維持費や下取り額の実際 3台乗り継いだオーナーが証言

2018.04.18

日々の使用での便利、不便なこと

最新型では、自宅での夜間充電1回で、1週間以上は余裕で走れます。ガソリンスタンドには行かずに、自宅で週一度充電するだけで済むのは、とても快適な状況です。

田舎では、ガソリンスタンドも減ってきており、特に便利かと思います。ただし、日常の走行距離は、1日にだいたい20km位です。

乗る前に、スマホからエアコンを入れることを指示できるのは、冬の時期などでは重宝します。また、暖房もヒートポンプ方式になってから、1〜2分で熱風が出始めるのは、寒い時にはとても助かります。

忙しいと、なかなか家で好きな音楽を聴く時間がとれません。しかし、リーフの車内は、とても魅力的なリスニングルームとなります。音楽好きには、このようなEVはとても便利なクルマとなります。

リーフの購入を考えた時、一番やっかいに感じるのは、充電のことだと思います。特に、遠出する時は、目的地周辺の充電スポットの確認は必須です。

それと、途中での充電時間を事前に考慮する必要はどうしてもあります。最新型になって、驚くほど改善されましたが、なくなることはありません。

休日の遠出はしないので、充電スポットを利用するのは、ほとんど平日です。しかし、平日でも充電スポットでの順番待ちはどうしてもあります。自分のクルマの充電時間は気になりませんが、充電の順番待ちの時間はちょっと辛く感じます。まして、遠出が休日の場合は、それなりの時間的余裕が必要でしょう。

充電の問題は、バッテリー容量が大きくなれば、かなり解消します。しかし、クルマ本体の価格との兼ね合いもあり、まだしばらくは運用で工夫するしかないと思われます。

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日産リーフを3台乗り継ぐ 小林薫氏が寄稿 長期レポートの前後関係

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