三菱GR-HEVコンセプト

公開 : 2013.03.05 15:30  更新 : 2017.06.01 01:48

三菱自動車は、ピックアップ・トラックのハイブリッド・モデルのコンセプト・カーをジュネーブ・モーターショーに出展する。

1トンのペイロードを持つ4ドアのピックアップ・トラック、GR-HEVがそれで、ハイブリッド・エンジンが搭載されたモデルだ。

そのエンジンは、三菱のクリーン・ディーゼルと、フロントに搭載された電気モーターの力を、オートマティック・トランスミッションによって4輪を駆動する。モーターの出力はまだ発表されていないが、現行のどのピックアップ・トラックよりも50g/km低い149g/kmのCO2排出量をマークする。

GR-HEVは、牽引力をたかめるため、それぞれのホイールに配電をコントロールする三菱独自のスーパー・オール・ホイール・コントロール(S-AWC)が取り付けれれている。

全長5.42mのGR-HEVは、現行のL200のデザイン・テーマを引き継ぐが、パッセンジャー・キャビンとロード・ベッドは継ぎ目のないデザインが施されている。また、ちりぢりのダイヤモンドをテーマとしたLEDリアランプもデザイン上の特徴だ。

三菱の益子修社長は、「われわれはi-MiEVとアウトランダーPHEVから学んだ事が多い。そして、それを他のセグメントにも移植しようとしている。GR-HEVは、円熟した市場にも、開発途上の市場にも訴えることができるように設計したクルマだ。」とコメントしている。
 
 
ジュネーブ・モーターショー特設ページ

おすすめ記事

 

人気記事