アウディe-トロン テスラより “急速な” 充電が可能 航続距離500km
公開 : 2018.04.23 19:15
「e-トロン」という名称
アウディはBMWのiやメルセデス・ベンツのEQシリーズのようなサブブランドでEV車を発売することはしなかった。そのかわり、現在ハイブリッド車の接尾辞のようにつけているe-トロンという名称を選んだ。
フォーゲンライターによれば、e-トロンという名称は今後発売される電動およびプラグインハイブリッド車に用いられるようだ。その多くは現在のA3 e-トロンのようにモデル名の後ろに付加される。次期型A8 e-トロンに始まり、今後発売されるアウディの次世代モデルはすべてに電動バージョンが設定される見込みだ。
e-トロンにとって現在流行しているSUVのボディスタイルは重要であった。「多くのカスタマーがこのクルマの発売時期を訪ねてきます。プレミアムセグメントにおいて確実に需要はあるのです。これはアウディのデザイン言語を用いたリアルSUVです」
彼は、アウディが将来的に展開するe-トロン・シリーズは現在発表されているマーク・リヒテのデザインとは少々違ったものとなることを示唆した。
「e-トロンはリヒテ・デザインと近いものではありますが、パッケージングは異なります。なぜならフロントにエンジンがないのですから」
e-トロンの大きさから、Q6相当であることがわかる。だが、Q6は別の計画として存在するという。Q6はQ5をベースとした「4ドアSUVクーペ」であり、近日登場のQ8のようなスタイルになるようだ。
したがって、e-トロンはQ6ではない。
「e-トロンはスポーティSUVではありますが、4ドアSUVクーペではありません」