スズキ・スイフト・スポーツ 新型に試乗 ターボ化と軽量化されるも、英国価格は上昇

公開 : 2018.04.27 10:10


スイフトらしいエクステリアに充実の装備

エクステリアデザインは、はっきりとスイフトとわかる特徴を持っている。側面から見るとややスマートになったスタイリングだが、まとまりは先代の方が良かったように思う。スズキによると、エンジンへのエアインテーク形状の見直しと、フロアアンダーカバーを装備することで、空気抵抗を大幅に減らしているという。

ボディディメンションは先代から大きく変わらず、トヨタヤリスヴィッツ)GRMNと比較すると、全長と全高は小さく、幅は広い。また、「スポーツ」ではないスイフトと比較しても、40mm全幅が広がっている。シャシーの地上高は50mmほど下げられており、カーボン調のバンパーとスカート類が、一層地面との近さを強調している。

左右から突き出るキャノン砲のようなマフラーエンドは変わらずで、足元には17インチのホイールに195幅のタイヤを装備。このモデルレンジの中では、最も素敵とはいいにくいけれど、ポテンシャルの優れたクルマのルックスとして、不足はないだろう。

標準装備も充実している。デジタルラジオにナビ、LEDのヘッドライトとテールライト、アダプティブ・クルーズコントロール、バックカメラ、キーレスエントリーなどが揃う。加えて、メータークラスターパネルの中央には4.2インチのディスプレイが備わり、ブースト圧や馬力、トルクなどの数値が表示される。

軽量化しつつ、NAからターボに変わった走りが気になる。

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