意外? BMWエンジン搭載のクルマたち 前編

公開 : 2018.04.29 06:10

ヴォグゾールオペル・オメガ

Eセグメントでベストなクルマを造れと言われたら、エンジンはBMW製を選びたくなるはずだ。それは必ずしも素人考えではなく、欧州GMも同様だった。1993年、カールtとセネターに代わりオメガを投入した際に、BMWの2.5ℓ直6ターボディーゼルを採用したのだ。

彼らが求めたのは、パワフルでスムースなディーゼル。その狙いは、カンパニーカー導入にあたり、5シリーズが欲しくてもオペルやヴォグゾールの価格分しか予算のないユーザーへの訴求だ。この策は当たり、オメガはすぐにユーザーからの信用を得た。ただし、出力が本家は143psだったのに対し、オメガ用は130psに絞られていた。

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