意外? BMWエンジン搭載のクルマたち 前編

公開 : 2018.04.29 06:10

グリノール・スコーピオン

もともと、トライアンフTR7にローバーV8を積むモディファイから始まったグリノールだが、1990年代初頭に商売が低迷。そこで創業者のマーク・グリノールは、大胆なプロジェクトを立ち上げる。クラシックなモーガン・3ホイーラーの現代解釈版といった、すなわち前二輪/後一輪レイアウトの新型車を開発しようというものだ。選んだエンジンは、BMWのオートバイ、Kシリーズのそれだった。

スコーピオンは軽量とあって速く、しかも長く廃れなかった。進化を重ね、現在のシリーズⅢではBMWモトラッド最新の1300ccユニットを積み、馬力荷重比は実に466ps/t。また、三輪のほか四輪仕様も設定している。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事