意外? BMWエンジン搭載のクルマたち 前編
公開 : 2018.04.29 06:10
アスカリ
英国の小規模メーカーであるアスカリが、BMWユニットを積むスーパースポーツを生産したことも見過ごしにはできない。まずはエコッセのシリーズ5〜7に、304ps仕様の4.4ℓV8を搭載したのが始まりだ。その後、ハルトゲがチューンした4.7ℓの406ps版ユニットに移行。続くKZ1では、M5譲りの5.0ℓV8であるS 62ユニットを採用し、527psをして0-97km/hは3.8秒、最高速度は323km/hをマークした。レース仕様ではジャッドが組んだユニットを積み、それをもとに造られたロードゴーイングカーのA10を50台限定で製作。2006年に登場したこのクルマでは634psを発生するまでに至ったが、アスカリを経営難から救うまでには至らなかった。