ボルボが生んだ、ステーションワゴンの傑作たち 後半 ボクシーな700シリーズから現代まで
公開 : 2018.05.04 17:10 更新 : 2020.12.08 10:34
ボルボ製スーパーワゴン(1994年)
245ターボが1980年代に支持を得たのと同様に、740ターボも同じ流れを作った。そして、ハイパフォーマンスなファミリーカーとして、T5-Rと呼ばれるターボ化された850が登場する。セダンとワゴンの両方がラインナップされ、243psを発生させる5気筒エンジンを搭載し、0-100km/h加速は6.9秒を誇った。生産台数は、全世界で7000台とされていた。
その後、高まる人気に応えて、ボルボはパフォーマンスに特化した850「R」を1996年に発表する。このモデルはマニュアルで、最高出力は253psに達した。