MX-5（ロードスター）の中古車　購入時の注意点

エンジン

オイルレベルと煙の有無を確認しよう。クランクシャフトの異音にも注意が必要だ。過走行車はイグニッションコイルのケーブルが破損している可能性もある。タイミングベルトではなくチェーン式だが、テンショナーが壊れることもある。

ギアボックス

5速、6速どちらのバージョンも冷間時にはシフトの入りが悪いこともあるが、温まれば問題はない。リアデフからの異音は確認しよう。

サスペンションとブレーキ

ダンパーを確認すべし。アンチロールバーのドロップリンクからのノッキング音に気をつけよう。6.5万km程度で壊れることもある。タイヤの偏摩耗にも注意が必要だ。キャリパーの状態を確認するため、ハードなブレーキングをしてみることも重要だ。

ボディ

エンジンルーム内、トランク、およびシャシーの錆があるかもしれない。また、パネル間のチリ、ボルトの違い、塗装のゆず肌、ゴム部分への塗料の飛び散りなどを確認しよう。

ワイパーの下にあるプラスティックパネルを固定するクリップの存在も要注意だ。幌のドレーン穴が通っているか、またカーペットの湿気も確認したい。初期のモデルではルーフの開閉状態にも気をつける。

インテリア

警告灯が点灯していないか確認しよう。特に、バッテリーを外したことによってDSC（ダイナミック・スタビリティ・コントロール）のエラーが出ることがある。キーの再発行は高価なため、ふたつ揃っているかどうかは重要だ。

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