自動車メーカー、燃費試験法WLTPの準備できている? 各社の対応は 焦りも

公開 : 2018.05.19 11:40

プジョースズキオペルヴォグゾール

ジーン・フィリップ・インパラート プジョーCEO

「WLTPはビジネスには影響しません。われわれは(すでに)実路での燃費計測結果を(フランスのNGOである)「交通と環境」と「フランス自然環境」で公表しています」

「PSAからの口出しもありません。エンジン効率の素晴らしさがおわかりいただけると思います。手強いライバルにも十分対抗していけると自信を持っています」

デール・ワイアット 英国スズキ社長

「われわれは単一形式認証(販売台数の少ない自動車メーカーに適用されるプロセス)を取得する予定です。リードタイムは6カ月なので、そのような厳格な計測に対処する余裕はありません。われわれは年末までに対応を完了させたいと思っています」

マイケル・ロシェラー オペル/ヴォグゾール社長

「WLTPは対応せざるを得ない変更ですね。会社としてわれわれは早くから透明性の方針を進めてきました。開放性を増やすものは良いということです。WLTPはそんなに難しいとは思っていません。余計な仕事ではありますが、避けて通れませんから。決まったんだから、粛々と進めるだけです」

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