ジャガーXJ50 生誕50周年を記念 内外装を差別化 LWBも選択可
公開 : 2018.04.27 14:48 更新 : 2018.04.27 14:48
ジャガーXJのヒストリー
ジャガーのフラッグシップ・モデルである「XJ」は、1968年に「XJシリーズI」として誕生。
誕生から4年が過ぎた頃には、世界で唯一の12気筒を搭載した4ドア・サルーンのプロダクション・モデルであり、最高速度225km/hを発揮する当時の世界最速を誇る4シーター・モデルとなった。
その後、スタンダード・ホイールベースおよびロング・ホイールベース、2ドアおよび4ドアのボディスタイルが揃い、1975年には初の2ドアクーペ「シリーズII」を投入。1986年には「Jゲート」ギアシフターとセルフレベリング機能付サスペンションを初めて採用した「XJ40」を発売し、その後8年間製造した。
さらに、ボディシェルにアルミニウムモノコックを採用したことで、「XJ」の車両重量は2003年と比較して40%の軽量化を実現したほか、全輪駆動(AWD)システムやバーチャル・インストゥルメント・クラスターなどの最新技術を導入している。
また、スクリーン上でも注目を集める存在であり続けている。「007」シリーズのみならず、「長く熱い週末」や「ラブ・アクチュアリー」といった映画でも使用されるなど、文化的支持も集めている。
イアン・カラムのコメント
ジャガーのデザイン・ディレクター、イアン・カラムは次のように述べている。
「半世紀が経った今でも、『XJ』は伝統に忠実でありながら、美しいデザイン、秀逸なパフォーマンス、そして贅を極めたラグジュアリーさを絶妙なバランスで融合しており、際立った存在であり続けています。『XJ50』は、『XJ』誕生50周年を祝うにふさわしいモデルで、世界で最もスタイリッシュなスポーティ・サルーンのひとつであると自負しています」