アウディRS6アバント 2代目C6 中古車、故障や燃費は?
公開 : 2018.04.28 18:10
このC6型アウディRS6は5.0ℓV10を搭載し、580psを発揮するスーパーワゴンです。車重は2トンを超える超重量級ですが、4WDのトラクションで圧倒的な速さを見せます。修理代は高額になりがちなので、オイルやクーラントの漏れに気をつけましょう。
もくじ
ー 高額な修理代に注意
ー 超重量級だがそれに見合う装備も
ー アウディRS6アバントの中古車 購入時の注意点
ー 専門家の意見を聞いてみる
ー 知っておくべきこと
ー いくら払うべき?
ー 掘り出し物を発見
高額な修理代に注意
故障すると高額だ。オイルポンプで言えば、故障するとオイルがドライバー側のエンジントレーに漏れ出てしまう。50ペンス(75円)のシールを貼って自分で対処できるにはできるが、真剣に整備するなら工賃、パーツ代含めて2200ポンド(33万円)以上かかる。RS6を中古で探すときは、オイルが垂れていないか、エンジン後部に滲みがないかを確認した方が良い。
これはまず始めに見るべきだ。あとはクーラントパイプも気になる。ホイールアーチを見れば、露出している部分が確認できる。ここが腐って液体が漏れ出していることもある。修理するガレージによってはエンジンを下ろしての作業になるが、状況によってはうまく修理して安く抑えてくれるところもある。どちらにせよ、この部分は買う前によくチェックしておかなくてはならない。
ついでに、ダイナミック・ライド・コントロール(DRC)システムも一度見渡しておこう。ダンパーに油圧を用いており、漏れていることがある。未舗装路を走るとダメージを受け、うまく密閉されなくなる。アウディは保護のため、ゴム製カバーの装着を勧めている。漏れがないか確認しよう。
すべてのポイントをクリアしていればまず大丈夫だ。故障がないことも多いこの3点だが、もし見逃すと待っているのは残念な未来だけだ。存在する最速のエステートの一台を所有する喜びがスポイルされてしまう。サルーンモデルもよく同様の故障があるが、アバントモデルの方が発生しやすい。