記憶にのこる「リトラ」の世界 後編

公開 : 2018.05.06 17:10  更新 : 2021.02.17 17:44

チゼータV16T(1991年)

世の中が好景気に沸き、裕福なカーマニアたちが過激なスーパーカーを手当たり次第に買い漁っていた1980年第後半、チゼータはV16ユニットを搭載したモデルの開発を計画。実質的には2基の3.0ℓV8をつなぎ合わせたそれは、驚くべきことに横置きされた。

車名はこの横置きV16と、それに縦置きトランスミッションを組み合わせたパワートレインのT字型レイアウトを示唆する。最高出力は568ps、最高速度は320km/h近いが、4灯のリトラクタブルライトのインパクトも、スペックに負けないものがある。

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