ケーニグセグ・アゲーラSハンドラ

公開 : 2013.03.06 11:32  更新 : 2017.06.01 01:48

ケーニグセグは、スーパーカー・メーカーとしてお馴染みだが、今年のジュネーブ・モーターショーには、アゲーラSのスペシャル・モデルを出展した。ハンドラとなつけられたモデルで、2002年から続くケーニグセグの100番目のシャシーを使用することを意味する。

香港からのオーダーで作成され、その価格は160万ドル(1億4800万円)だ。

ボディは無垢のカーボンファイバーに金箔が貼られている。ケーニグゼグの通常のロードカーは3000人時の作業となるが、このハンドラには4000人時の時間が掛けられているという。

アゲーラSは、ケーニグセグのアゲーラ・シリーズでも最新のモデルである。E85バイオエタノールか98オクタンのガソリンを燃料とし、1016bhp、112.1kg-mのパワー、トルクを持つ。ボディ重量は1400kg。その結果、パフォーマンスは0-100km/h加速2.8秒、0-300km/h加速22.5秒という数値をマークする。

5.0ℓのV8エンジンのピストンはセラミック・コートがされ、ユニークな形状の燃焼室を持つ。それに1.4バールの過給圧を持つスーパーチャージャーが組合わされる。圧縮比は9.0:1だ。

ケーニグセグの創設者、クリスチャン・ヴォン・ケーニグセグがAUTOCARに話したところによれば、今回のジュネーブ・モーターショーに様々なハイパー・モデルが出たことに驚いているという。

ちなみに、このアゲーラSハンドラをオーダーしたのは、コレクターということ。また、ケーニグセグは、おそらくその彼がフェラーリマクラーレンをオーダーすることだろうと語った。
 
 
ジュネーブ・モーターショー特設ページ

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