中古で勝負 エボ6トミマキ vs インプ・リチャード・バーンズ仕様(前編)

公開 : 2018.04.30 14:40  更新 : 2018.04.30 14:43

ランエボ/インプレッサ発売の日

こうした背景の中、1992年末に三菱最初のランサー・エボリューションが日本で発表された。ターボチャージャーを装備した1997ccDOHC4気筒エンジンは253psを発生し、これにセンタービスカスカップリング方式の4輪駆動システムが組み合わせられていた。国際競技への参加資格を得るために必要な販売台数は2500台だったが、注文が殺到した結果、さらに2500台が増産されることになった。


これに対してスバルは、その数週間後に日本市場向けの4ドアサルーンのインプレッサを発表した。このクルマは、レガシィで評判の1994cc EJ20水平対向4気筒エンジンを搭載していたが、皮肉なことにターボチャージャーにはライバルである三菱のTD04Hを装備していたのである。243psを発生するこのエンジンを搭載したインプレッサは、ランサーに真正面から挑んでいった。

しかし当初、こうしたスーパーサルーンは日本国外ではあまり認知されていなかった。
 

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