アメリカ大衆文化 無くてはならない20台のクルマたち 後編
公開 : 2018.10.07 07:10 更新 : 2019.05.04 13:03
ハマーH2(2002年)
H1の遺伝子をより小さい車体(それでもまだデカいが)に植えこんだH2で、ハマーは一般受けをねらった。目論見は当たり、1年後の2003年には最多となる3万4529台が売れた。
だが、巨大で仰々しいデザイン、おまけに底なしのガソリンがぶ飲みとあっては、「無慈悲なまでにオゾン層をえぐりとるクルマ」という悪評をくつがえすことはできなかった。
ごうごうたる非難の声にGMも忘れたふりをしたハマーブランドは、2000年代のおわりに消滅することになる。