日産ノート
公開 : 2013.03.06 12:56 更新 : 2017.06.01 01:48
日産はジュネーブ・モーターショーで、ノートのヨーロッパ・モデルを発表した。このモデルは、フォード・フィエスタをライバルとするモデルとなる。
この第2世代のノートは、それまでのミニMPVからメジャーなハッチバックに生まれ変わったモデルで、日本では日産自動車九州で生産され、昨年9月より発売がされている。ヨーロッパ仕様は、英国のサンダーランド工場で生産がされることとなる。
エンジンは2つの3気筒ガソリンと、4気筒ディーゼルが用意される。すべて5速マニュアルが標準で、CVTがオプションとなる。
ベースとなる1.2ℓのガソリンは、79bhp、11.2kg-m。21.3km/ℓの燃費と109g/kmのCO2排出量を持つ。同じ1.2ℓながらスーパーチャージャー付きのDIG-Sエンジンは、97bhpと14.5kg-mで、23.3km/ℓの燃費と、99g/kmのCO2排出量を持つ。そして、89bhp、22.4kg-mのパワー、トルクを持つ1.5dCiディーゼルは、27.8km/ℓの燃費と95g/kmのCO2排出量を誇る。
既に日本市場と北米市場向けにリリースされているノートだが、ヨーロッパ仕様には多くの修正がされている。インテリアでは新しいシートとダッシュボード・デザインとなり、エクステリアではフロント・グリル、ボンネット、新たなキャラクター・ラインが入っている。
また、シャシーもヨーロッパ専用となる。そのセッティングは、クランフィールドの日産テクニカル・センターで行われている。また、DIG-Sの微調整もされている。
安全装備は、ブラインド・スポット・モニタリング、レーン・デパーチャー・ウォーニング、ムービング・オブジェクト・ディテクション・システムなどが装備され、5.8インチのカラー・モニターを持つアラウンド・ビュー・モニターもオプションで用意される。
ジュネーブ・モーターショー特設ページ