ジャガーXK復活プラン 首脳陣を直撃 「スポーツカー」の重要性語る
公開 : 2018.05.02 10:40
XKのプラットフォームは
カーナーの長期計画や彼のコメントを鑑みるに、ジャガーの新しいスポーツカーファミリーはJLRの新プラットフォーム戦略に依存するものとなるだろう。現在のF-タイプは以前のXKのプラットフォームを大幅に改良したものを使っており、2019年ごろまでに交代予定だ。新型F-タイプにはより2+2にも対応できるより柔軟なアーキテクチャが採用されると見られている。
「フレキシブルなアーキテクチャを使うという案には賛成です」とカーナーはいう。彼は、複数種類のパワートレインにまで対応できるプラットフォームの開発まで示唆した。
しかし、これが次世代スポーツカーにまで適用されるかは不明だ。これは最新のプラットフォームですらプラグイン・ハイブリッドの補機類を搭載できるかどうかもはっきりしていないことが理由だ。
「ハイブリッドのスポーツカーは環境性能と官能性を両立できるという意見もあります」と彼はいう。「多くのひとはエンジンのサウンドを好みます。これは事実であり、スポーツカーの象徴でもあるでしょう」
「わたしはいつの日か、電動のスポーツカーの時代が来ると考えています。しかし、バッテリーとエンジンを組み合わせるというステップもあると思います。とりあえず現時点では、ジャガーとしていえることはわれわれは今後もスポーツカーを作り続けるということです」