ジャガー I-PACE SVRを開発か 電動SUVの新たなフラッグシップに

公開 : 2018.05.02 11:10  更新 : 2018.05.02 11:41

eトロフィーとの関連も

「速すぎないような注意も必要なのです」と彼はいう。「爆発的なトルクとパフォーマンスは、未熟なドライバーにとって過大である可能性を危惧しています。われわれはなんらかの制約をつける必要があるでしょう。たとえば、ドライビングのレッスンを受けることですべての性能を解放するというのもひとつです」

カーナー氏はI-PACEの高性能版の存在をこれ以上明確にはせず、SVR(パフォーマンス指向)、SVX(オフロード指向)、SVA(ラグジュアリー指向)のいずれの可能性もあると語った。「考えられるルートはひとつだけではありません。しかし、高性能EV車が登場する余地はもちろんあるのです」

I-PACEのSVRバージョンはおそらく今年後半に始まるI-PACE eトロフィーというワンメイクレースに関連付けられることになるだろう。SVAバージョンが出るとしたら、ジャガーXJが新型になった後になるのではないか。

ジャガーは電動SUV市場において、アウディBMW、メルセデスといった強豪たちとの競争にも打ち勝たなければならないだろう。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事