ベントレー・ミュルザンヌ後継、完全電動化も フラッグシップの未来像しめす?
公開 : 2018.05.02 16:40
ベントレーのフラッグシップであるミュルザンヌは、2020年前半まで現在のモデルの生産が続けられる予定です。その後の時期型をどうするかベントレー社内で議論が続けられているようです。ラゴンダのような完全電動化という道も検討されています。
2020年代のモデルチェンジに向けて
AUTOCARの解釈では、ベントレーは同社のフラッグシップをどのように進化させるか決めかねているようだ。
2010年に発売されて以来、ミュルザンヌの生産は2020年代初頭まで続けられる見通しだ。しかし、そのころにはこのラグジュアリー市場は多くの電動モデルや新たな挑戦者であふれているだろう。そのひとつがアストン マーティンの新生ラゴンダだ。
ミュルザンヌの将来は現在議論の的となっており、今まで同様ロールス・ロイス・ファントムと並ぶクルマを作るかどうかが検討されている。ただし、ベントレーとしてはフラッグシップとなるモデルは作り続けるだろう。
ひとつの選択肢は、ラゴンダと同じルートをたどりミュルザンヌを完全電動化することだ。そうすることで非常にモダンで未来を見据えたフラッグシップにすることができる。
ベントレーは現在のSUVの完全電動化にそれほど熱心ではないとされている。しかし、大型サルーンについては意向を明らかにしておらず、次期型の発売時期と新世代バッテリー技術の進歩の状況によっては可能性があるだろう。