目の当たりにしたピニンファリーナとマヒンドラの蜜月 独占インタビュー

公開 : 2018.05.12 18:40

ピニンファリーナのインド人投資家

今日ではよく知られるようになったマヒンドラ・グループは、JC・KCマヒンドラ兄弟が1945年にインドのムンバイに設立した。会社は当初は鉄鋼企業だったが、ほどなくして自動車分野に転向した。インド市場向けにウィリス・ジープを製造する権利を1947年に取得したのだ。

今日では自動車、防衛、IT、金融、観光など、20の産業にまたがる大企業だ。収益は190億ドル(2兆770億円)にのぼる。マヒンドラ&マヒンドラはこのグループの自動車部門で、インド最大の自動車メーカーのひとつである。

この企業はマヒンドラ・エレクトリックの名前で低価格の電気自動車の設計、製造にも携わっている。一方、モータースポーツ部門のマヒンドラ・レーシングはフォーミュラEで戦っている。

マヒンドラ・グループの総帥はKCマヒンドラの孫にあたる62歳のアナンド・マヒンドラだ。彼はボストンのハーバード・ビジネススクールでMBAを修めた後の1981年にグループに加わった。

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