試乗 BMW i8ロードスター 2018年のフェイスリフト、前期から多くの改善
公開 : 2018.05.14 10:10
どんな感じ?
重量増は60kg
新しいソフトトップに対応するため、BMWはウインドスクリーンを改善し、強化カーボンファイバーのフレームを設けた。ウインドディフレクターの役目もするリアウインドウは、ルーフの開閉状態とは独立して操作することができる。
i8クーペのフェイスリフトに合わせて与えられた変更点は共通だ。リアサイドウインドウが省かれ、かわりに「Roadster」ロゴ入りのアルミ調パネルが配されている。
炭素繊維強化プラスティックやアルミニウムの使用と、新しいフレームレスのシザードアにより車重は後期型クーペの1595kgに対して60kgの増加した。
車内を見ると、クーペ版のi8が2+2のキャビンを持っていたのに対して、ロードスターでは2シーターとなっている。リアのバルクヘッドには92ℓの3分割の物入れがあり、後方の荷室と合わせると160ℓの容量を持つ。
ダッシュボードのデザインもフェイスリフトに合わせて変更されている。細かな変更点が多いが、8.8インチのタッチスクリーンを備える最新のiDriveシステムはコンソール上のダイヤルでも操作可能だ。
シートも新設計となり、オプションでヘッドアップディスプレイも選べるようになった。トリムの選択肢も増え、カーボンファイバー製のダッシュボードや、センターコンソールのダイヤルをセラミックにすることも可能だ。