EV促進、事例増加　タクシーも

ジャガー・ランドローバーUKの総責任者であるジェレミー・ヒックスは次のように語る。

「We Know Groupは、長らくリムジンにジャガーを使用しており、今回の契約は、顧客からの、ジャガー初となる完全EVへの信用を表しています」

「ジャガーI-PACEでわれわれが作り出したものは、真に革命的です。この魅力的で、豪華で、最先端の電気自動車は、日常生活でも何の不自由もなく使用でき、空港で利用される、ラグジュアリー・リムジンの過酷な使用にも耐えられます」

I-PACEは、テスラ・モデルXのライバルとして、7月に発売されるが、じきに発売されるアウディe-トロンやメルセデス・ベンツEQ Cなどの競合車よりも優れたモデルになるだろう。

価格は5万8995ポンド（872万円）から。（これには英国政府のEV助成金4500ポンド（66万5000円）も含まれる）。

ヒースロー空港とジャガーの提携は、電気自動車への転換が進む主要ブランドの最新の事例のひとつである。

タクシー会社のUPSは、今年初頭に、セントラルロンドンのタクシー170台をEVに置き換えると発表した。他にも、エディンバラやヨークなどの英国の主要都市で、電動バスの投入も始まっている。

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