ロールス・ロイス・カリナン 撮りおろし画像でポイントおさらい 前編
公開 : 2018.05.11 13:20 更新 : 2019.05.04 13:03
「カリナン」という名前
まず最初に、その名前だ。カリナンとは1905年に南アフリカで見つかった世界最大のダイヤモンド原石だ。今は英国王室の王冠などに使われている。
その名がつけられたこのクルマは、10年以上にわたって煮詰められてきた。ロールス・ロイスのオーナーたちの強い要望を受けて発売に至ったのだ。
実用的なラグジュアリー
単に「車高の高い高級車」ではなく、カリナンはオフローダートしての性能をすべて備えている。リムジンの高級感と洗練性を持ちながらも、「レンジローバーができることはすべてできる」とされている。
カリナンはロールス・ロイスの112年の歴史で最初のSUVだ。ここでは、第一次世界大戦前後のサルーンベースの装甲車はカウントしていない。