VWとセアト 後席のシートベルトに不具合 フィンランドの雑誌が告発
公開 : 2018.05.11 11:20
VW「まずは使用を控えて」
「Tekniikan Maailma」は例の3モデルでは、多くの場面で起こる問題だと述べた。個体差の問題かを確かめるために、テストは2台のアローナを用いて行われた。前回のテストでは、5人乗車ではなかったため問題は起きなかった。
「われわれの検証によれば、ベルトが外れる問題は設計上の欠陥です」と「Tekniikan Maailma」は述べる。「最も簡単な解決策は、中央席のバックルを2センチ程度長くするか短くすることです」
フォルクスワーゲンのスポークスマンはAUTOCARに対し、リコールは「リコールを承認する自動車安全基準に関する各国の機関と協力して行われる」と述べる。
「早急の対策として、カスタマーにこの問題を通知し、対策済みのベルトロックに交換するまではポロ(6世代)の中央席の使用を控えるよう呼びかける予定です」とも。
セアトも改めてテストを行い、アローナとイビザで同様の問題が発生することを確認した。スポークスマンは「われわれは問題解決に向け作業を進めており、最終決定を行い次第、皆様にお知らせする予定です」と発表している。