ロールス・ロイス・カリナン 撮りおろし画像でポイントおさらい 後編
公開 : 2018.05.11 16:10 更新 : 2019.05.04 13:03
特徴的なデザイン
カリナンの全高、窓と金属部分の比率、短めのオーバーハングの組み合わせにより、実際よりややコンパクトに見える。舳先のような形のボンネットは伝統的なハンドポリッシュのステンレス製グリルの上に置かれる。
ライトやインテークはサルーンよりもボディの深いところに配置されている。またクルマ全体としては力強い垂直または水平のラインで構成され、このクルマの実力を強調している。Bピラー後部でのルーフラインの落ち込みはスポーティさの象徴だ。
ロールスはカリナンを3ボックスSUVと読んでいる。これは1930年代のロールス・ロイス製サルーンの特徴であった「Dバック」を再現したものだ。
ジャイルズ・テイラーはこのカリナンをデザインする上での新アーキテクチャの柔軟性に言及した。「これにより、ホイールやルーフの位置を好きなように設定できました」