アストン マーティンDB11に「AMR」 5.2ℓV12は30ps増 CEO「未来のコレクターズカーに」
公開 : 2018.05.12 15:40
洗練と性能のバランスめざす
アストン マーティンは、「エキサイティングな性能と洗練された足回りを高次元でバランスさせたDB11 AMRは、卓越したスキルを備え、チーフ・エンジニアのマット・ベッカー率いるアストン マーティン・ダイナミクス・チームにより、いっそう磨きがかけられています」と説明する。
彼らの仕事は、GTならではのしなやかな乗り心地を犠牲にすることなく、路面フィールをダイレクトに伝えるシャシーを作り上げることだった。
同様に、トランスミッションのシフト・ストラテジーも新たに設定され、エグゾースト・サウンドもわずかに増強されているという。
アストン マーティン社長兼CEOのアンディ・パーマーは、DB11 AMRについて、次のように述べている。
「2016年のデビュー以来、DB11ラインナップは急速かつインテリジェントに進化を遂げ、成熟の域に達しています。V12モデルの販売台数は、約4200台に達しています。V8クーペやヴォランテと比較すると、V12モデルは、より高いスポーツ性を秘めている一方で、GTカーとしての資質も維持しています」
「綿密な計算の下でパフォーマンスとスタイリングが強化されたDB11 AMRは、速いだけでなく(最高速度は334km/h)、これまで以上に精密なハンドリングも備えています。ダイナミックな性能と魅力的なスタイルを組み合わせたこのクルマは、DB11ラインナップの新たなフラッグシップ・モデルとなる一方で、既存のV12 DB11は、未来のコレクターズ・アイテムとなるでしょう」