ホンダ・ジェイドの大きな決断 「レヴォーグ」意識 不人気脱却めざす

2018.05.17

ライバルは、ずばりレヴォーグ

日本市場ではSUVやミニバンに押され、いわゆるワゴンの人気は低い。

輸入車ではジャーマン3のワゴンと、日本車ではスバルのレヴォーグ以外、ほとんど売れていない状態。だが、ホンダはそこに目を付けた。

マイチェンされたジェイドのライバルは、ずばりレヴォーグ。もともと走りには定評のあったジェイドだが、今回のマイチェンでハイブリッド/ガソリンともエンジンや足まわりのセッティングを見直している。

さらに安全運転支援システムの「Honda SENSING」を全グレードに標準装備した。価格も、G(5人乗り/ガソリン)の239万8680円からハイブリッドX(6人乗り)の308万8800円と、レヴォーグの1.6ℓと比べてお買い得感は高い。

AWDこそ設定されていないが、ミニバン譲りの広い室内とカーゴスペースに走りも楽しめる「新世代ワゴン」ジェイドの健闘に期待したい。

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