EU、12の安全装備を義務化 アルコール/居眠り検知など 21年〜
公開 : 2018.05.19 18:40
交通安全団体の意見
今回のEUの決定は交通安全団体から称賛を受けている。以下で紹介しよう。
ジョシュア・ハリス(交通安全チャリティー広報)
「これらのテクノロジーが死亡事故を減らすことは証明済みです。したがって、今回の発表は交通安全の向上を望むなら暖かく迎え入れるべきです」
「ドライバーは自分のクルマが安全であってほしいと考えています。その一方で、オプション設定された安全装備にお金を使う人は少ないのが現実です。これらが標準装備されることによって、道路の安全性が恒久的に向上するでしょう」
ジェシカ・トロン(Towards Zero Foundation理事長)
「国連交通安全のための行動10年や交通事故死者数半減運動が2020年に終わりを迎えます。これに合わせ、今後10年間に向けた計画を策定するのは良いことです」
「今こそがひとびとを予測可能かつ阻止可能な交通事故から救うための努力を倍増させるときです。2030年を見据えたEUの決定は欧州社会の安全に向けた第一歩となるでしょう」