ポルシェ 投資目的の購入「不道徳」 アストン/フォードは転売禁止

公開 : 2018.05.23 11:50  更新 : 2018.05.23 17:48

アストンやフォードは転売禁止

近年、中古ポルシェの価格は貴重な人気モデルを中心に記録的に高い割合で上昇している。

2年前、ロンドンのオークションに出品された993型の1995年式911 GT2は180万ポンド(2億6890万円)で落札された。これはポルシェのロードカーとして最高額だ。新車の911 GT2 RSの9倍に匹敵する。昨年には、フラットノーズの1989年式911ターボSEは24万5250ポンド(3664万円)の値がついた。

同様の価格上昇はフェラーリにも見られた。この筆頭は2014年のオークションで1962年式250GTOが3811万5000ドル(42億円)で落札されたことだ。

アストン マーティンのアンディ・パーマーCEOも同様に投資目的でクルマの生産枠を転売する行為を批判した。彼によれば、ヴァルキリーについてこの転売行為が見られた場合には予約資格を失うことになるという。

同様に、フォードも新型GTに対して24カ月の転売禁止規定を設けている。違反した場合には法的措置が取られるとのことだ。

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