新型ジープ・ラングラーに試乗 大幅に近代化 走破性と日常性も向上
公開 : 2018.05.25 10:10 更新 : 2018.05.29 09:04
「買い」か?
日常性を増したエクストリームなクルマ
オンロードでの走行性能の向上と、追加された装備類に加えて、ソフトトップの機能向上や乗員への配慮など、人間工学的にも改善が施され、従来以上に日常的なクルマとしても使いやすくなったラングラー。
もちろん、ジープはオフロード性能という受け継がれてきたDNAを犠牲にすることもなかった。実際、多くのSUVとは異なり、ラングラーの場合は90%近いオーナーが少なくとも1年に1度は、オフロード走行を楽しんでいるというデータもあるほど。
一方で、過酷な環境下における、電子制御技術の信頼性が懸念されるところではある。それに関してはまだ判断できないが、ジープの技術者はどんな状況下でも機能し続けるように、最善は尽くしている。何しろ、すべての電子機器は地上から76cmまでの部分で防水となっているし、屋根とドアを外した状態で、16時間に渡る暴風雨下での耐久テストもこなしているのだ。
近代化を得たジープ・ラングラーは、エクストリームな試験もパスした、エクストリームな1台といえるだろう。
ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコンのスペック
価格 | 約4万0000ポンド(612万円/予想) |
全長×全幅×全高 | 4785×1875×1870mm |
最高速度 | – |
0-100km/h加速 | 7.0秒(予想) |
燃費 | 8.1km/ℓkm/ℓ |
CO2排出量 | 285g/km |
乾燥重量 | 1912kg |
パワートレイン | V型6気筒3604cc |
使用燃料 | ガソリン |
最高出力 | 289ps/6200rpm |
最大トルク | 35.5kg-m/2750rpm |
ギアボックス | 6速マニュアル |