マクラーレン・セナ、日本初披露 「SENNA/セナ」にちなみサーキット重視
公開 : 2018.05.23 11:40 更新 : 2018.05.23 17:29
マクラーレンの新たなアルティメット・シリーズの最新作として送り出された「SENNA/セナ」が日本でお披露目されました。公道も走れる究極のサーキット仕様と謳われるだけに、すべての造りはレーシング・マシンそのもの。そのすべてをご紹介しましょう。
text & photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)
もくじ
ー セナの名にふさわしいストイックさ
ー 最高出力800ps、車両重量1198kg
ー 全世界500台限定、既に全車完売
ー マクラーレン・セナのスペック
セナの名にふさわしいストイックさ
3月に開催されたジュネーブ・ショーでワールド・ローンチされたマクラーレンのアルティメット・シリーズの最新作である「セナ」が日本でお披露目された。
車名の「セナ」は1980年代から1990年代にかけてF1グランプリでマクラーレンを駆り数多くの勝利とワールド・チャンピオンの座を勝ち取った伝説のドライバーであるアイルトン・セナの活躍を称えて付けられたもの。
アイルトン・セナは「まったく妥協のないレベルまで自分を高める」を信条に、貪欲に勝利を目指してレースに挑んでいた。
マクラーレン・セナもその精神を受け継ぎ、究極のサーキット指向型ロードカーとして開発された。またそのスタイリングは「フォルムは機能に従う」というマクラーレンのデザイン哲学を具現化しており、あくまでも空力を優先したデザインとされているのが特徴だ。