ランドローバー、パーソナライゼーション・プログラムを導入か
公開 : 2013.03.09 11:41 更新 : 2017.06.01 01:49
ランドローバーは、カスタマーにパーソナライゼーションをする機会を提供する用意があるという。しかし、それがランドローバーのブランドにあったものであるか精査する必要があると、社長のジョン・エドワーズは言う。
「カスタマーの多くは、自分自身のクルマにカスタマイズしたいという要望がある。そして、われわれにはその要求を満たす用意はある。まずはレンジローバーで行う予定だ。既にアフターマーケットのチューナーはそういった仕事をしているが、われわれ自身がその市場に踏み込むということだ。」
とはいうものの、ジュネーブ・モーターショーで展示されたハマン・レンジローバーのようなダーク・ピンクのモデルといったようなオーダーは受け付けないという。
「われわれは、CTOと呼ばれるカスタマイズ部門がある。しかし、そこでも不快になるようなパーソナライゼーションは受け付けないし、バランスを考えなくてはならない。」とエドワーズ。
「ブランドを保護する責任をわれわれは持っている。バリューに合わないクルマは販売したくないし、利益だけを追求するようなビジネスにはしたくない。しかし、われわれは比較的小規模のメーカーであるし、カスタマーが望むのであれば、できるだけ投資にあった機会を提供していきたいとも思っている。」