ダッジ・バイパー、2020年に復活か 550ps級の自然吸気V8搭載

公開 : 2018.05.29 11:10

ダッジ「バイパー」が2020年ごろに復活する見通しです。ただし、今までのV10にかわり、V8が搭載されることになりそうです。ミドシップ化されるコルベットとは異なり、バイパーは今まで通りのFRレイアウトにMTの組み合わせとなるでしょう。

もくじ

V10ではなくV8へ
当初はコンバーチブルのみ

V10ではなくV8へ

ダッジバイパーは、初代のデビューから30周年となる2020年に、V10ではなくV8を搭載して復活する見込みだ。

カー&ドライバーによれば、エントリーレベルには550ps程度の自然吸気ユニットが搭載されるとのことだ。しかし、今後の「ヘルキャット」シリーズと共通となる700ps級のV8がトップグレードに設定されると予想される。このエンジンは現在FCAグループで使われている「ヘミ」エンジンの後継となる新設計のアルミ製V8だ。

バイパーは今までの特徴的なデザインを継承するため、フロントエンジン・リアドライブのレイアウトが濃厚だ。先代よりもパワーダウンしているのは、軽量化が優先されたということだろう。アルミ製スペースフレームやカーボン性ボディが想定されるが、昨年バイパーの工場が閉鎖されたことから製造は外注される可能性が高い。

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