シトロエン新SUV「C5エアクロス」 快適性重視 プロトタイプに試乗
公開 : 2018.05.30 17:40 更新 : 2021.03.05 21:43
トップクラスの豪華な室内装備
C5エアクロスには、欧州市場向けに先進的で快適な内装が用意される。シートのパッド部分はより厚く柔らかくなり、調整幅も広くなる。2列目のシートはどれも同じ幅で、中央席に座っても他より狭い思いをせずに済む。
2層ガラスのフロント・ウインドウと遮音性が高められたエンジン・ベイは外部からのノイズを軽減し、フルオートエアコンにはカーボン製の空気浄化フィルターが備わる。
シトロエン製品開発責任者のザビエル・プジョーによれば、C5エアクロスはこれらの機能によって「最も快適な市販SUV」となり、セグメントに「快適性の新基準」をもたらす。
C5エアクロスは全長4.5m、全幅1.84mで、PSAグループのSUVであるプジョー3008やDS 7クロスバックと同じEMP2プラットフォームを使用する。ホイールベースは2.73mに達し、これはキャシュカイよりも長い。
シトロエンによれば、このホイールベースのおかげで同セグメントのSUVで一番の積載能力を備え、リアシート使用時にも580〜720ℓを確保する。リアシートは3つとも折りたたむことができ、収納時にはフラットな1630ℓの空間が広がる。