BMW X5新型 Mは4.4ℓV8か 自動運転、レベル2の可能性も
公開 : 2018.05.30 18:40
自動運転レベル2か サス、7シリーズ譲り
X5は、最新のCLARを用いる新型5シリーズ、3シリーズとともに、最新世代のiDriveテクノロジーが採用されている。X5の機能に合わせて、7シリーズのジェスチャーコントロールも搭載されるが、センターコンソール上のダイヤル・コマンダーが廃止されるわけではない。インフォテインメント・システムを操作するメインの方法は、やはりコマンダーだ。
7シリーズにはレベル2の自動運転機能が備わっている。ドライバーはハンドルに手を添えておく必要があるものの、アクセルやブレーキ、ステアリングは自動でコントロールされる。ドライバーが降りても機能する自動駐車機能を含め、自動運転の機能はX5にも盛り込まれるだろう。
7シリーズ譲りな部分は他にも、2アクスル・エアサスペンションなどが挙げられる。ただしこれは、X5ではオプションになる見込みだ(7シリーズセダンでは標準装備)。現行X5はリアアクスルのみがエアサスペンションだが、2アクスルになることで、さらに幅広い車高の調整が可能になり、乗り心地も向上するだろう。
エントリーモデルではスチール・スプリングとなるが、アダプティブ・ダンパー技術を用いることで様々な路面状況に対応する。
次期X5はクーペでないBMWのSUVの中で、初めて最上級モデルではなくなり、その座はX7が引き継ぐことになる。X7は今年12月に登場予定で、2017年のフランクフルト・モーターショーではX7 iPerformanceコンセプトも発表されている。BMWからはその後、X7がX5に比べてどれくらい大きいのかを示す公式画像も公開された。