小林可夢偉、フェラーリと契約
公開 : 2013.03.12 12:45 更新 : 2017.06.01 01:49
小林可夢偉は、スクーデリア・フェラーリの歴史のおいて初のアジア人ドライバーとなる。彼は、今シーズン、フェラーリのGTレーサーでFIAワールド・エンデュランス・チャンピオンシップを戦うことになったのだ。
そのオープニングは、4月14日のシルバーストン6時間となる。
彼は1986年、大阪・尼崎に生まれ、2009年にトヨタでF-1デビューを飾っている。彼のF-1での戦歴は、トヨタとザウバーにおいて125ポイントを獲得している。最高位は2012年の日本グランプリでの3位だ。
「今日、自分の新しい役割を発表する事ができ、非常に嬉しく思っています。フェラーリ・ファミリーの一員となることは、私にとって、とても栄誉なことです。GTマシンによる耐久レースへの参戦は初めての経験ですが、今からAFコルセ・チームとの仕事がとても楽しみです。また、チームメイトと共にタイトルを争えることを願っています。私にとって新しい経験ですが、全力で臨む所存です。また、何よりもファンの皆様の暖かい応援を期待しています。この機会を与えてくれたフェラーリに感謝します。そして最後に、東日本大震災からちょうど2年が過ぎたこの日、日本のすべての皆さまに、私の新たな挑戦を捧げたいと思います。」と語った。