アウディe-トロン バーチャルミラーを搭載 市販車初
公開 : 2018.06.04 16:40
アウディは電動SUVである「e-トロン」に、市販車として初めてバーチャルミラーを採用すると発表しました。この他にも空気抵抗削減のための努力により0.28という低いCd値を実現しています。これにより400kmという航続距離を実現したとのことです。
バーチャルミラーで空力改善
アウディはe-トロンに世界初となるバーチャルミラーを採用した。これにより、SUVでありながらCd値0.28を実現する。
従来型のドアミラーに代わりオプションでカメラを選択すると、その映像が車内のドアのダッシュボード付近に投影されるというものだ。
このコンパクトなカメラの採用と、アクティブ・エアロダイナミクス、そして巡航中に車高を下げることができるエアサスペンションなどにより、より小型のQ2よりも0.04小さいCd値を実現した。
アウディによれば、これらの空力性能追求により、航続距離が34km改善しているとのことだ。結果的に、WLTPによる航続距離は400km級となっている。
アウディによる新しい公式画像からは、そのエアロダイナミクスや小型のバーチャルミラーの効果が見て取れる。
なお、「アウディe-トロン テスラより “急速な” 充電が可能 航続距離500km」にて、更に詳細な情報をご覧いただける。