FCA、ラングラーの欧州販売「2018年は可能性あり」 フィアット/アルファなども言及
公開 : 2018.06.04 17:40
ブランドの象徴的存在に
ランドローバー・ディフェンダーのライバルとなるラングラーは、2ドアと4ドアが用意される。現代的な作りを重視し、2ℓの4気筒にツインスクロールターボとマイルドハイブリッドを搭載する。他のグレードでは3.6ℓガソリンや3.0ℓディーゼルも用意される。
先代と同様、ラングラーはボディ・オン・フレームのシャシーデザインを採用した。5リンク式サスペンションが装備され、重心高の引き上げとスプリングレートの変更によりオフロード性能と乗り心地が改善された。
ルクレールは今年発売したジープ・コンパスの成功についても触れた。このクルマは日産キャッシュカイやセアト・アテカのライバルとなるファミリーSUVだ。
「このサイズと価格帯のクルマには無限の可能性があります」と彼はいう。「市場が非常に混戦しているのは事実です。そして多くの競争があります。しかし、ラングラーのような象徴的モデルを持つことは重要です。このようなモデルがブランド全体の品質や、われわれの精神を体現するのです」
「しかし、われわれは非常に強いブランド力と高品質な新製品を持っています。唯一欠けているのは認知であり、これらが組み合わされることが重要です」